こもだ果樹園

BLOG

こもだ果樹園の種あり巨峰は、植物成長調整剤(PGR)を一切使用していません。

バイオスティミュラントとぶどう栽培への効果、自然循環栽培法への有効性

雑草草生栽培と土壌炭素蓄積のメカニズム

令和6年度信州の環境にやさしい農産物認定書が届きました!

自然循環栽培法

Natural Circulation

自然循環栽培法は、化学肥料や除草剤を使わず、自然の力を活用する栽培法です。
完熟堆肥と腐植酸を用いて土壌微生物を育て、水や空気の通り道を作り出し、作物が育ちやすい土壌環境をつくります。雑草との共存により菌根菌と根粒菌を活性化させ、肥料に頼らない自然な方法でぶどうの生育に必要な養分の供給を促進します。この方法は、環境負荷が少なく、持続可能な農業を実現するためのものです。

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信州の環境にやさしい農産物(長野県認証)

Environmentally friendly agricultural products from Shinshu (certified by Nagano, Japan)

長野県が実施している「信州の環境にやさしい農産物認証制度」です。
この制度は、化学肥料や農薬の使用量を減らして生産された農産物を認証するもので、消費者に安心と信頼を提供するとともに、自然環境の保全に貢献しています。

節減対象農薬:当地比 5割減

化学肥料(窒素成分):栽培期間中不使用

当園自慢のぶどうは、全て信州の環境にやさしい農産物50(長野県認証)認定を受けた、おいしさと安全を追求した逸品です。詳しくはこちらをご覧ください。

長野県認証

生産者

Producer

『東御のぶどうの味をもっと沢山の人に伝えたい。』
東京でITエンジニアとしてのキャリアから転身、ぶどう栽培の道へ進むため長野の東御に移住。自然循環栽培の草分け的な存在に。ぶどうの生食用にとどまらず、加工品も展開。東御ブランドの新しい可能性を探求し続けています。

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商 品

Products

東御こもだ果樹園では、黒・緑・赤の3 色のぶどうを栽培しています。それぞれの品種には個性がありますが、共通の美味しさの基準は以下のようなものです。
・枝の状態は鮮やかな緑色で、収穫から時間が経っていないものが新鮮です。
・実の状態は色づきが良く、ブルーム*1 が付いているものが甘くてジューシーです。
・糖度は18 度以上が高品質とされています*2
これらの基準を満たすぶどうを、信州の環境にやさしい農産物5050(長野県認証)の基準に従って栽培しています。日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい東御市の南斜面は、ぶどうの甘みと酸味のバランスを引き出す最適な環境となっています。農薬や化学肥料の使用量を減らし、健全な土壌維持と適切な着房制限を行うことにより、味わい深く高品質なぶどうを育てています。ぜひ、東御こもだ果樹園のぶどうをご賞味ください。
*1 ブルームとは、ぶどうの表面に付いている白い粉のようなもので、ぶどうが自ら分泌する天然の蝋(ろう)物質です。ブルームはぶどうを水分の蒸発や病気から守り、鮮度を保つ役割があります。ブルームは無害で食べても問題ありません。
*2 糖度や食味は、品種ごとの違いや、その年の気候によって変わります。このため、同じ品種でも年によって味が異なることがあります。こもだ果樹園では、その年々の変化を大切にしながら、一貫して高品質を保つよう努めています。ぜひ、その年ごとの味の違いを楽しんでいただき、自然の魅力を感じていただければ幸いです。

こだわり

Particular

東御という土地を選んだ理由

湯の丸高原へ向かう新張地区の道から見上げる烏帽子岳から湯ノ丸山、浅間山までのその風景に感動し、直感的に「ここでぶどうを作る!」ことを決意しました。東御市は、日照時間が長く日当たりが良い。乾いた風が常に吹き、雨が降っても枝葉が短時間で乾くため病原菌も発生しにくく、葡萄栽培に最適な地域と言えます。

農薬節減栽培から本来の味へ

農薬節減栽培は、土壌微生物と菌根菌の増加を促し、土壌環境を保全し、土壌環境にもとから備わっている栄養分を引き出すことが期待できます。

土地のポテンシャルを引き出す

東御市の気候や土壌の特性を活かし、それぞれの環境が最大限に力を発揮することで、最高品質のぶどうができると確信しています。

取り組み

Particular

自然循環農法がもたらす事

自然循環農法は、土壌の健康を維持し、生物多様性を促進し、持続可能な食物生産を実現します。これは、自然と共生する農業の未来を描きます。

安全って?安心って?
食用ぶどうの本来の味

安全とは、農薬や化学肥料の残留がないこと。安心とは、生産者と消費者が納得すること。本来のぶどうの味は、化学肥料や農薬に頼らず、土壌の微生物や生態系の働きを活用して育てられたぶどうの味である。

土壌を育てる

農業における土壌の育成は、生物多様性の保全と土壌の健康を維持することで、持続可能な食物生産を実現します。これは、自然と共生する農業の未来に繋がります。

SDGs

SDGs

SDGsって何?

SDGsは、2030年までに達成すべき17の国際目標です。これらの目標は、貧困、不平等、気候変動などのグローバルな課題を解決するための道筋を示しています。

環境に配慮した自然循環栽培

農林水産業が掲げる「みどりの食料システム」に準拠しています。